- Proton Unlimitedに何が付いて、それぞれどこまで使えるのかがつかめない
- VPNやMailを単体で契約するより得なのか、自分の使い方で判断できない
- セールの時期に買うべきか、更新後はいくらになるのかが分からない
Proton Unlimitedは、Mail・VPN・Pass・Driveなどを1つの契約にまとめた、1人用のプランです。
12か月プランなら月1,249円で、1か月プランなら月1,624円です。
VPN Plus・Mail Plus・Pass Plus・Drive Plusを個別に契約すると、初回の12か月で23,172円かかります。
Unlimitedなら14,988円なので、4つとも使うなら8,184円安い計算です。
2人以上で使うなら、Proton DuoやProton Familyのほうが安くなる場合もあります。
この記事では、含まれるサービスと上限、円の料金、単体との差額、家族向けプランとの違い、セールの扱いを順に整理します。
Proton Unlimitedに含まれるサービスと上限

Proton Unlimitedには、Mail、Calendar、Drive、Pass、VPN、Walletの上位版が含まれるとProtonのプラン解説は説明しています。
1人で使うプランなので、上限はすべて1ユーザー分です。
主なサービスの上限を、次の4つに分けて整理します。
- メールとカレンダー
- VPN
- パスワード管理(Pass)
- Drive・Wallet・Lumo・Meet
メールとカレンダー
メールのアドレスは15個まで持て、独自のドメインは3つまで使えます。
hide-my-emailエイリアスは無制限です。
メールの暗号化の範囲や無料版の制限は、Proton Mail(プロトンメール)とは?暗号化の範囲と無料版の制限でまとめています。
容量は500GBですが、Driveと分け合う形です。
Calendarは、個人用のカレンダーを25個まで作れます。
Mail Plusは容量が15GB・アドレスが10個なので、容量やアドレスの数が足りなかった人は、Unlimitedにすると余裕が出ます。
VPN
VPNは、同時に10台まで接続できます。
通信量や帯域の制限はなく、ストリーミング、P2P、広告やマルウェアを防ぐNetShield、Secure Coreに対応している点も特徴です。
接続先の国も、無料版の10か国から広がります。
無料版が1台までなのに対して、Unlimitedでは台数も増えます。
VPN Plusと比べると、VPNの機能は同じです。
違いは、VPN Plusにはメールやパスワード管理などが付かない点です。
パスワード管理(Pass)
Passは、パスワードなどを保存する保管庫を50個まで作れます。
保管庫は、ほかの人と10人までの共有が可能です。
hide-my-emailエイリアスは無制限で、2要素認証のコードを作る機能も内蔵されています。
無料版のPassは、保管庫が2個までです。
ログイン情報を用途や家族ごとに分けて管理したい人は、保管庫の数に差が出ます。
Drive・Wallet・Lumo・Meet
Driveの容量は、Mailと分け合う500GBです。
写真やファイルの保存に加えて、文書とスプレッドシートのオンラインエディターも使えます。
Walletは、ウォレットを10個まで作れ、1つのウォレットにつき10アカウントまでが上限です。
AIアシスタントのLumoと、ビデオ会議のMeetは、無料版の内容が含まれます。
Lumoは、最上位モデルの利用量やチャット履歴、画像生成に制限があります。
Proton Unlimitedの料金
Proton Unlimitedは、1か月、12か月、2年の3つの契約期間があります。
日本語の料金ページは円が初期選択で、CHF・EUR・USDにも切り替え可能です。
ここでは円を選んだときの金額を、次の2つに分けて整理します。
- 契約期間ごとの価格
- 更新後の価格
契約期間ごとの価格
月あたりの金額は、契約期間が長いほど安くなります。
| 契約期間 | 月あたり | 初回の請求 |
|---|---|---|
| 1か月 | 1,624円 | 1,624円 |
| 12か月 | 1,249円 | 14,988円 |
| 2年 | 999円 | 23,976円 |
12か月プランは、1か月プランを12回続けた19,488円より4,500円安くなります。
2年プランは、料金ページで1か月プランより38%安いと示された料金です。
12か月プランはProtonの料金ページ、2年プランはProton VPNの料金ページで選べます。
更新後の価格
12か月プランは、初回も更新後も12か月ごとに14,988円です。
2年プランは、最初の24か月分として23,976円を払い、その後は12か月ごとに14,988円で更新されます。
2年プランの月999円は、最初の24か月だけの金額です。
3年目以降は、12か月プランと同じ月1,249円になります。
1か月プランは、毎月1,624円での更新です。
Protonの利用規約では、更新の時点で価格が変わっていれば、その時点の価格で請求されると書かれています。
Mail PlusやVPN Plusなど、単体プランの価格はProton Mailの料金は月499円から!無料版の制限と有料プランの違いとProton VPNの料金は月439円から!期間別の価格と更新後の金額で詳しく整理しています。
単体プランを個別に契約した場合との差額

Unlimitedが得かどうかは、単体プランを何個使うかで決まります。
単体プランの価格と、組み合わせごとの比べ方を、次の3つに分けて整理します。
- 単体4つの価格と合計
- 何個使えばUnlimitedが安くなるか
- 容量と機能の違い
単体4つの価格と合計
VPN Plus、Mail Plus、Pass Plus、Drive Plusを、それぞれ契約した場合の価格は次のとおりです。
| プラン | 1か月 | 12か月(月あたり) | 12か月の初回 | 12か月ごとの更新 |
|---|---|---|---|---|
| VPN Plus | 1,249円 | 559円 | 6,708円 | 10,488円 |
| Mail Plus | 624円 | 499円 | 5,988円 | 5,988円 |
| Pass Plus | 624円 | 374円 | 4,488円 | 4,488円 |
| Drive Plus | 624円 | 499円 | 5,988円 | 5,988円 |
| 4つの合計 | 3,121円 | 1,931円 | 23,172円 | 26,952円 |
| Proton Unlimited | 1,624円 | 1,249円 | 14,988円 | 14,988円 |
VPN Plusだけは、初回の12か月が6,708円で、更新後は10,488円に上がります。
初回の12か月では、4つを個別に契約する合計が23,172円で、Unlimitedとの差は8,184円です。
更新後の12か月では、合計が26,952円になり、差は11,964円に広がります。
1か月プランでも、毎月1,497円の差が出ます。
何個使えばUnlimitedが安くなるか
12か月プランの初回は、単体を2つ契約するなら、どの組み合わせでもUnlimitedより安く収まります。
一番高い組み合わせのVPN PlusとMail Plusでも、12,696円です。
3つ契約すると、一番安い組み合わせのMail Plus、Pass Plus、Drive Plusでも16,464円で、Unlimitedを上回ります。
つまり初回は、3つ以上使うならUnlimitedのほうが安い計算です。
更新後は、VPN Plusの価格が上がるため、VPN Plusを含む組み合わせの損益分岐が変わります。
VPN PlusにMail PlusかDrive Plusを足した2つの合計は16,476円で、Unlimitedの14,988円より高い金額です。
VPNとメールの両方を使い続けるなら、更新後は2つだけでもUnlimitedのほうが安くなります。
容量と機能の違い
単体プランは、サービスごとに容量が別になります。
Mail Plusは15GB、Drive Plusは200GBで、UnlimitedはMailとDriveを合わせて500GBです。
Mailは15GBで足りて、Driveで200GBが必要な人は、MailとDriveの2つを単体で契約すると11,976円で済みます。
Walletは、Mail Plusが3個まで、Unlimitedは10個までです。
高度なアカウント保護のProton Sentinelも、Unlimitedだけに付きます。
使うサービスの数と必要な容量を、自分の使い方に当てはめて比べてください。
Proton Duo・Proton Familyとの違い

Proton DuoとProton Familyは、Unlimitedを複数人で使えるようにしたプランです。
違いは、人数、容量、アドレス数で、サービスごとの上限は変わりません。
Unlimitedとの違いを、次の2つに分けて整理します。
- 人数・容量・料金の違い
- 人数ごとの選び方
人数・容量・料金の違い
3つのプランの違いは、使える人数と、共有する容量です。
| プラン | 人数 | 容量 | アドレス数 | 12か月の月あたり | 12か月ごとの請求 |
|---|---|---|---|---|---|
| Proton Unlimited | 1人 | 500GB | 15個 | 1,249円 | 14,988円 |
| Proton Duo | 2人 | 2TB | 30個 | 1,874円 | 22,488円 |
| Proton Family | 6人 | 3TB | 90個 | 2,999円 | 35,988円 |
VPN、Pass、Calendar、Walletの上限は、ユーザーごとにUnlimitedと同じだとProtonのプラン解説に書かれています。
Protonのファミリープランも、12か月プランと1か月プランから選べます。
1か月プランは、Duoが月2,499円、Familyが月3,749円です。
人数ごとの選び方
12か月プランで人数分のUnlimitedを契約した場合と比べると、選び方が分かります。
2人ならUnlimitedを2つで29,976円なので、Duoの22,488円のほうが安い計算です。
3人ならUnlimitedを3つで44,964円なので、Familyの35,988円が安くなります。
2人でFamilyを選ぶと35,988円で、Unlimitedを2つ契約する29,976円より高くなります。
そのため、2人ならDuo、3人以上ならFamilyが目安です。
1人で使うなら、Unlimitedで足ります。
セールはあるか
Protonの公式サイトには、Black Fridayのページがあります。
ProtonのBlack Friday案内には、VPN、メール、カレンダー、クラウドストレージ、パスワードマネージャーのお得なプランが対象という記載です。
対象は新規ユーザーで、割引の期間が終わると、解約しない限り標準価格で自動的に更新されます。
セールで安くなるのは、最初の契約期間だけと考えてください。
常時表示されている12か月プランや2年プランの割引は、1か月プランとの比較です。
12か月プランが1か月プランより23%、2年プランが38%安いというのは、セールではなく通常の料金体系です。
セールの時期にあわせて申し込んでも、更新後は標準価格で請求されます。
迷うなら、料金ページの30日間の返金保証を使って、先に試す方法もあります。
セールでの買い時は、そのつど料金ページの表示を見て判断してください。
まとめ:3つ以上使うならUnlimited、複数人ならDuoかFamily
この記事では、Proton Unlimitedに含まれるサービスと上限、円の料金、単体プランとの差額、家族向けプランとの違い、セールの扱いを整理しました。
選ぶときは、次の5点を振り返ってください。
- Unlimitedは、Mail・Calendar・Drive・Pass・VPN・Walletの上位版を1人で使えるプラン
- 12か月プランは月1,249円で、初回も更新後も12か月ごとに14,988円
- 12か月プランの初回は、単体を3つ以上契約するならUnlimitedのほうが安い
- 更新後はVPN Plusが上がるため、VPNとメールを使うだけでもUnlimitedが安くなる
- 2人ならDuo、3人以上ならFamilyが、Unlimitedを人数分契約するより安い
VPNだけを使うなら、VPN Plusを単体で契約するほうが合います。
単体のVPN Plusの価格と更新後の金額は、次の記事で確認できます。

