- Proton Mailを有料にすると毎月いくらかかるのか、更新のときに値上がりするのかが分からない
- 無料版の容量や送信数の制限が、自分の使い方で足りるのか判断できない
- 買い切りで払えるのか、クレジットカード以外の支払い方法があるのかがつかめない
Proton Mail(プロトンメール)には、0円の無料版と、有料のプランがあります。
メール用の有料プランで一番安いのはMail Plusで、12か月プランなら月499円です。
12か月プランは、初回も更新後も12か月ごとに5,988円の請求になります。
無料版は、容量が最大1GB、アドレスが1個、送信は1日150通までです。
料金ページで選べるのは1か月と12か月の定期契約で、自動で更新されます。
この記事では、プランごとの円の価格、無料版の制限、更新後の金額、支払い方法を順に整理します。
Proton Mailの料金プラン一覧

Proton Mailの個人向けプランは、Proton Free、Mail Plus、Proton Unlimitedの3つです。
サービスの概要や暗号化の範囲は、Proton Mail(プロトンメール)とは?暗号化の範囲と無料版の制限でまとめています。
日本語の料金ページは円が初期選択で、CHF・EUR・USDにも切り替えられます。
円を選んだときの価格は、次の表のとおりです。
| プラン | 1か月プラン | 12か月プラン | 容量 | アドレス数 |
|---|---|---|---|---|
| Proton Free | 0円 | 0円 | 最大1GB | 1個 |
| Mail Plus | 月624円 | 月499円(12か月ごとに5,988円) | 15GB | 10個 |
| Proton Unlimited | 月1,624円 | 月1,249円(12か月ごとに14,988円) | 500GB | 15個 |
12か月プランは、1か月プランを12回続けるより安くなります。
Mail Plusなら1か月プランの12回分が7,488円なので、12か月プランとの差は1,500円です。
Proton Unlimitedでは、1か月プランの12回分19,488円に対して、差は4,500円になります。
金額はProton Mailの料金ページの表示で、キャンペーンなどで変わることがあります。
無料版の制限

無料版でも、メールの暗号化は有料プランと同じ水準で使えると公式は説明しています。
違いが出るのは、容量や送信数などの量と、使える機能の範囲です。
有料にするか決める前に、次の4点を自分の使い方に当てはめてみてください。
- 容量とアドレス数
- 送信できる通数
- 無料では使えない機能
- 12か月使わないと削除対象になる
容量とアドレス数
無料版のメール容量は、最大1GBです。
最初は500MBで、登録から18日以内に入門チェックリストの項目を終えると1GBまで増えます。
メールの容量はProton Driveの容量とは別で、Driveの容量は別に最大5GBです。
有料プランでは、メールとDriveが同じ容量を分け合います。
アドレスは1個で、独自ドメインは有料プランだけの機能です。
フォルダーとラベルはそれぞれ3個、自動で振り分けるフィルターは1個までです。
受信したメールを長く残す人や、用途ごとにフォルダーを分けたい人は、ここで足りなくなりやすいでしょう。
アドレスの数と増やし方は、Proton Mailのアドレスは何個まで?無料は1個、有料は10個からで確かめられます。
送信できる通数
無料版で送れるのは、Proton Mail以外の宛先に対して1時間に50通、1日に150通までです。
To、CC、BCCの宛先は1件ごとに1通と数えるため、10人宛ての1通は10通分になります。
料金ページでは、Mail PlusとProton Unlimitedの1日あたりの送信数は無制限の表示です。
ただし、通常のメールに限られ、規約の範囲で使う前提だとProtonのプラン解説は説明しています。
個人のやり取りが中心なら、無料版の上限に届く場面は多くないはずです。
案内や連絡をまとめて送る使い方なら、有料プランを考えるきっかけになるでしょう。
無料では使えない機能
料金ページの比較表では、次の機能が有料プランだけに付いています。
- @pm.meの短いアドレス
- ThunderbirdなどのメールソフトでのIMAPとSMTPによる接続
- 自動返信と自動転送
- キャッチオールメールと連絡先グループ
- 予約送信とスヌーズ
デスクトップアプリは、無料版だと14日間の無料トライアルだけです。
添付ファイルの上限は、無料でも有料でも25MBで変わりません。
Gmailなどへ自動転送したい人や、メールソフトで読みたい人は、無料版では目的を果たせません。
メールソフトで使う場合の手順と必要なプランは、Proton MailをThunderbird・Outlookで使う方法!Bridgeと有料プランが必要にまとめています。
12か月使わないと削除対象になる
無料アカウントは、12か月ログインも利用もないと削除の対象です。
有料プランを契約している間は、この対象から外れます。
登録用のアドレスとして置いておくだけの使い方なら、年に1回はログインしておくと安心です。
通知の時期や削除後の扱いは、Proton Mailは非アクティブで削除される?無料版の期限は12か月で詳しく説明しています。
有料プランの違い
有料プランは、メールだけを強化するか、Protonの他のサービスもまとめて使うかで選び方が変わります。
1人で使うならMail PlusかProton Unlimited、家族と分けるならProton DuoかProton Familyが候補です。
- Mail Plus
- Proton Unlimited
- Proton DuoとProton Family
Mail Plus
Mail Plusは、メールの機能を広げるための一番安い有料プランです。
12か月プランなら月499円、1か月プランなら月624円です。
容量は15GBになり、アドレスは10個、独自ドメインは1つ使えます。
フォルダー、ラベル、フィルターの数は無制限になり、1日あたりの送信数も無制限と表示されます。
無料版で足りなかったのが容量やアドレス数、自動転送などのメール機能なら、Mail Plusで十分です。
Proton Unlimited
Proton Unlimitedは、Mailに加えてVPN、パスワード管理、クラウドストレージをまとめたプランです。
12か月プランなら月1,249円、1か月プランなら月1,624円で契約できます。
容量は500GBで、アドレスは15個、独自ドメインは3つまで使えます。
Proton VPNの料金ページには、Proton Unlimitedの2年プランもあり、月999円です。
2年プランは初回の24か月分として23,976円を払い、その後は12か月ごとに14,988円で更新されます。
Proton VPNやProton Passも使うつもりなら、Mail Plusと別々に契約する手間がなくなります。
Proton DuoとProton Family
Proton DuoとProton Familyは、複数人で使うためのプランです。
| プラン | 人数 | 容量 | 1か月プラン | 12か月プラン |
|---|---|---|---|---|
| Proton Duo | 2人 | 2TB | 月2,499円 | 月1,874円(12か月ごとに22,488円) |
| Proton Family | 6人 | 3TB | 月3,749円 | 月2,999円(12か月ごとに35,988円) |
どちらもMail、Drive、VPN、Passなどを使え、アドレスはDuoが30個、Familyが90個まで持てます。
12か月プランで比べると、2人ならDuo、3人以上ならFamilyのほうが、Proton Unlimitedを人数分契約するより安くなります。
更新後の料金と買い切りの有無

有料プランは、解約しない限り同じ期間で自動的に更新されます。
次にいくら請求されるか、買い切りで払えるか、合わなかったときに返金されるかを、次の3点で整理しましょう。
- 1か月プランと12か月プランの更新額
- 買い切りのプランはあるか
- 30日間の返金保証
1か月プランと12か月プランの更新額
Proton Mailの料金ページでは、初回と更新後の金額が同じです。
Mail Plusの1か月プランは、最初の1か月も、その後も毎月624円です。
12か月プランは、最初の12か月が5,988円で、その後も12か月ごとに5,988円で更新されます。
Proton Unlimitedも同じで、12か月プランは初回も更新後も14,988円です。
ただし規約では、更新の時点で価格が変わっていれば、その時点の価格で請求されると書かれています。
更新日が近づいたら、Protonの利用規約の条件とあわせて、アカウントの請求額を見ておくと安心です。
買い切りのプランはあるか
Proton Mailの料金ページで選べるのは、1か月と12か月の定期契約です。
どちらも自動で更新されるため、一度払えばずっと使える形にはなりません。
Protonが買い切りとして案内しているのは、Pass + SimpleLogin Lifetimeプランです。
これは199ドルを1回払うプランで、対象はProton Pass PlusとSimpleLogin Premiumの機能です。
通貨はCHF・USD・EURだけで、円では選べないとPass + SimpleLogin Lifetimeプランの説明に書かれています。
メールの容量やアドレスを増やしたい場合は、Mail PlusかProton Unlimitedの定期契約から選んでください。
30日間の返金保証
有料プランには、30日間の返金保証があります。
規約では、初回の購入から30日以内に解約すると全額返金を受けられます。
返金を受けられるのは1人1回までで、Protonの公式サイトから直接契約した場合だけです。
App StoreやGoogle Playなど、Proton以外の経路で契約した場合は、その事業者の返金の方針に従います。
続けるつもりなら、12か月プランのほうが1か月プランを12回払うより総額は安くなります。
支払い方法と通貨

支払い方法によって、円で払えるか、返金を受けられるかが変わります。
契約する前に、次の3点を見ておくと手続きで迷わずに済むでしょう。
- 選べる支払い方法
- 円での支払いと税
- 通貨はあとから変えられない
選べる支払い方法
有料プランへのアップグレードは、Proton Mailにログインして画面右上の「アップグレード」から始めます。
Protonの有料プランは、次の方法で支払えます。
- クレジットカード・デビットカード
- PayPal
- Apple Pay
- Google Pay
- Bitcoin
- 現金(郵送)
- 銀行振込
Apple Payは、macOSではSafariだけ、iPhoneとiPadではどのブラウザでも使えます。
Bitcoinは登録の途中では選べず、無料アカウントを作ってから設定画面でアップグレードするときに使えます。
現金はUSD・EUR・CHFをProtonへ郵送し、銀行振込はCHF・USD・EURで送金したあとサポートへの連絡が必要です。
現金と銀行振込で払った契約は、返金を受けられません。
条件の詳細は、Protonの支払い方法の案内を見てください。
円での支払いと税
日本では、カード、PayPal、Apple Pay、Google Payで円を使える場合があります。
一方、Bitcoin・現金・銀行振込を使う場合は、CHF・USD・EURのどれかです。
税については、購入者の立場や購入する場所によって、税込みの表示か税別の表示かが変わると規約に書かれています。
最終的な支払額は、決済画面の表示で確かめてください。
通貨はあとから変えられない
契約中のプランの通貨は、途中で変えられません。
通貨を選べるのは、新しく契約するとき、プランを変えるとき、契約期間を変えるときの決済画面です。
ドルで契約したあとに円へ切り替えたい場合は、次のプラン変更か期間変更のタイミングまで待つことになります。
円で払いたいなら、最初の決済画面で通貨が円になっているかを確かめてから進めてください。
詳しくは、Protonの支払い通貨の変更についての説明にあります。
まとめ:メールだけならMail Plus、迷うなら無料版から
この記事では、Proton Mailの料金、無料版の制限、更新後の金額、支払い方法を整理しました。
契約するか迷ったら、次の5点を振り返ってください。
- 無料版は容量最大1GB・アドレス1個・1日150通までで、自動転送やメールソフト連携は使えない
- Mail Plusは12か月プランで月499円、1か月プランで月624円
- Proton Unlimitedは12か月プランで月1,249円で、VPNやパスワード管理も付く
- どちらも定期契約で自動更新され、料金ページで選べるのは1か月と12か月だけ
- 円で払えるのはカード・PayPal・Apple Pay・Google Payで、通貨は契約後に変えられない
容量やメールの機能だけが足りないならMail Plus、Protonの他のサービスも使うならProton Unlimitedが合います。
まだ決めきれないなら、無料版のまま使い、制限に当たった時点で有料プランへ切り替えても遅くありません。
Proton Unlimitedに付くサービスの中身は、次の記事で確認できます。

