- Proton VPNを解約すればお金が戻るのか、次の請求が止まるだけなのかが分からない
- 30日間の返金保証が、自分の買い方や支払い方法でも使えるのかを判断できない
- アプリから契約したが、どこで解約すればいいのか、アカウントまで消すべきなのかがつかめない
Proton VPNをやめるときの手続きは、解約と返金の依頼の2つに分かれます。
解約は次からの自動更新を止める操作で、それだけでは支払ったお金は戻りません。
解約したあとも有効期限までは有料機能を使え、期限が来ると無料プランに切り替わります。
お金を返してほしいときは、最初の購入から30日以内にサポートへ返金を依頼してください。
App StoreやGoogle Playで契約した場合は、止める場所と返金の窓口がストア側に変わります。
この記事では、契約した場所ごとの解約手順、返金の条件と依頼先、アカウント削除との違いを順に整理します。
解約・返金・アカウント削除は別の手続き

Proton VPNでは、請求を止める解約と、払ったお金を返してもらう返金の依頼が別々の手続きになっています。
解約すると今後の自動更新が止まり、次の期日に再び請求されることはなくなります。
一方で、解約の操作をしても代金が自動で戻ることはありません。
返金はサポートへ別に依頼します。
| 手続き | どこで行うか | お金は戻るか | 手続き後の状態 |
|---|---|---|---|
| 解約(自動更新の停止) | アカウントページ(ストア経由ならストア側) | 戻らない | 期限までは有料機能を使え、その後は無料プランになる |
| 返金の依頼 | サポートへ連絡(App StoreならApple) | 最初の購入から30日以内なら全額 | 解約も済ませ、元の支払い方法へ戻る |
| アカウントの削除 | Proton全体のアカウント設定 | 返金の手続きではない | 全サービスのデータが消え、元に戻せない |
解約してもProtonのアカウントは残り、Proton VPNを含む各サービスの無料版はそのまま使えます。
次の請求を止めたいだけなら解約、代金を取り戻したいなら解約と返金の依頼の両方が必要です。
アカウントの削除は、Protonのサービスを二度と使わないと決めたときだけの手続きと考えてください。
公式サイトで契約した場合の解約手順

Proton VPNの公式サイトで申し込んだ有料プランは、Webのアカウントページから解約します。
解約の確定までに数回ボタンを押す必要があり、最後の操作を飛ばすと解約が終わらないので注意が必要です。
手順に加えて、解約後の扱いと、期間の途中でプランを下げたときの決まりも確認しましょう。
- アカウントページで解約する
- 解約したあとも期限までは使える
- 途中でダウングレードしたときのクレジット
アカウントページで解約する
Proton VPNの解約方法を説明した公式サポートでは、次の手順で解約するよう案内しています。
- Proton VPNのアカウントページ(
account.protonvpn.com)にサインインします - サイドバーのSubscriptionを選び、Cancel subscriptionの項目にあるContinueを押します
- Cancel subscriptionを選びます
- 解約の条件を読み、問題なければもう一度Cancel subscriptionを押します
- 解約の理由を選び、Submitを押します
4番目のボタンを押したあとも、ページを閉じずに最後の理由の選択まで進めてください。
公式サポートは、Submitを押すまで解約は確定しないと書いています。
アカウントページに入れないときは、規約にあるとおりカスタマーサポートへ連絡しても解約できます。
解約したあとも期限までは使える
解約の手続きが終わっても、その場でVPNが使えなくなるわけではありません。
今の契約の有効期限までは、これまでどおり有料プランの機能を使えます。
期限を過ぎると、アカウントは自動で無料プランのProton Freeに切り替わります。
無料プランになったあとも、同じアカウントでProton VPNにつなぐことは可能です。
解約したあとで考えが変わった場合は、アカウントページでReactivate nowを選べば契約を戻せます。
途中でダウングレードしたときのクレジット
契約期間の途中でプランを下げたときの扱いは、Protonの利用規約の第10条に書かれています。
VPN Plusでは、解約が反映されるのは今の契約期間が終わる時点です。
そのほかのプランは、期間が終わる前にダウングレードすると、使わなかった期間の分がアカウントのクレジットになります。
このクレジットは現金では戻らず、アカウントの残高として次からのProtonへの支払いに使えます。
24か月以内に使わなければ失効する点にも注意してください。
規約では、クレジットは購入したアカウントに結び付き、別のアカウントへ移せないとも定めています。
また、有料機能は自動では外されないため、先に自分で外してからダウングレードするよう求めています。
App Store・Google Playで契約した場合

iPhoneやAndroidのアプリ内で有料プランを申し込んだ場合、契約先はAppleやGoogleのストアになります。
この場合はProton VPNのアカウントページではなく、ストアの定期購入の画面で解約します。
返金を頼む窓口もストアによって違うので、自分がどこで払ったかを先に思い出しておきましょう。
- App Storeで契約した場合
- Google Playで契約した場合
App Storeで契約した場合
iPhoneやiPadのApp Storeで契約したときは、Proton VPNのアプリやアカウントページではなく、端末の設定アプリから解約します。
- 設定アプリを開きます
- 一番上にある自分の名前をタップします
- サブスクリプションを開き、Proton VPNを選びます
- キャンセルのボタンをタップし、解約の条件を読んでからもう一度キャンセルを選びます
解約したあとも有効期限までは有料の機能を使え、気が変わったらRenewで契約を戻せます。
返金を受けたいときは、App Storeで解約したうえで、Appleの問題を報告するページから依頼してください。
購入に使ったAppleアカウントでサインインし、画面の案内に沿って返金を申し込みます。
Google Playで契約した場合
AndroidのGoogle Playで契約したときは、Proton VPNのアカウントページではなく、Playストアアプリの定期購入の画面から解約します。
- Playストアアプリを開き、必要ならサインインします
- 右上のプロフィール画像をタップし、定期購入(Subscriptions)を開きます
- Proton VPNを選び、表示される案内に従って解約します
Android端末が手元にないときは、パソコンのブラウザからWeb版のGoogle Playでも同じ操作ができます。
解約後も有効期限までは使え、気が変われば定期購入はいつでも再開できると案内されています。
返金の依頼先は、Proton VPNのカスタマーサポートです。
Google Playの側で解約と返金を申し込める場合もあります。
30日以内の返金の条件と依頼のしかた

Proton VPNの有料プランには、30日間の返金保証が付いています。
ただし、解約のボタンを押すだけでは返金は始まらず、期限内にサポートへ依頼しなければなりません。
条件と窓口、お金が戻るまでの日数を、規約と公式サポートの案内から整理します。
- 返金を受けられる条件
- サポートへ返金を依頼する
- 返金が届くまでの日数
返金を受けられる条件
返金の条件は、同じ利用規約の第9条に書かれています。
最初の購入から30日以内に解約すれば、サービスの代金を全額返してもらえます。
規約が念を押しているのは、解約と返金の依頼の両方を30日以内に行うことです。
30日は更新した日ではなく、最初に購入した日から数えます。
同じ第9条では、返金を頼めるのは1人につき1回までとされています。
この返金の約束が当てはまるのは、ProtonのWebサイトやアプリといった公式の窓口で直接申し込んだ人です。
サポートへ返金を依頼する
公式サイトで契約した場合は、Proton VPNのサポートフォームから返金を依頼します。
フォームを使わずに連絡したいときの宛先は、メールの[email protected]です。
有料プランの契約者は、優先サポートとライブチャットも使えます。
連絡するときは、契約したアカウントのメールアドレスと、30日以内の返金を希望することを伝えてください。
公式サポートも、連絡の前に契約してからの日数を確かめておくよう呼びかけています。
なお、規約上の返金は、元の支払い方法へ元の通貨で戻ります。
返金が届くまでの日数
規約では、返金は依頼から30日以内に処理されると定めています。
公式サポートが示している、支払い方法ごとの目安は次のとおりです。
| 支払い方法 | 返金が届くまでの目安 |
|---|---|
| クレジットカードなど | 5〜10営業日 |
| PayPal | 1〜2営業日 |
| ビットコイン | 1〜2営業日 |
| App Store | 約5〜10日 |
| Google Play | 約3〜5日 |
目安を過ぎても戻らないときは、カード会社の明細やストアの購入履歴を見てから、依頼した窓口へ問い合わせてください。
返金されないケース

30日間の返金保証は、どんな支払いにも使えるわけではありません。
期限、支払い方法、申し込んだ窓口によっては、規約上の返金の対象から外れます。
サポートへ連絡してから断られないよう、当てはまるものがないか先に見ておきましょう。
- 30日を過ぎた支払いと自動更新の支払い
- 現金と銀行振込で払った場合
- 第三者を通して契約した場合
- カード会社へチャージバックを申し立てた場合
30日を過ぎた支払いと自動更新の支払い
規約の第9条は、30日を過ぎたあとのサービスは返金しないと定めています。
その後の返金やクレジットの付与は、Protonの判断に任されます。
返金保証の起点は最初の購入なので、契約が自動で更新されたあとの支払いは、この30日の条件に当てはまりません。
規約によると、更新時には最初に選んだ期間で契約が延び、そのときの価格で請求されます。
更新の請求を避けたいなら、更新日より前に解約を済ませておいてください。
現金と銀行振込で払った場合
Protonでは、現金を郵送する方法や銀行振込でも料金を払えます。
ただし、規約とProtonの支払い方法の案内のどちらも、現金と銀行振込で払った代金は返金できないとしています。
返金保証を使う可能性があるなら、カードやPayPalなど返金に対応した方法で払っておくと安心です。
第三者を通して契約した場合
規約の返金の約束は、Protonの公式サイトやアプリで直接申し込んだ人に限られます。
Proton以外の販売店や仲介業者を通して契約した場合は、その業者の返金方針に従うことになります。
App StoreやGoogle Playで払った場合も、先に説明したとおり、ストアごとの窓口と手順を確かめてください。
どこから買ったか分からないときは、カード明細の請求元やストアの購入履歴が見分ける手がかりになります。
カード会社へチャージバックを申し立てた場合
カード会社やPayPalに支払いの取り消しを申し立てる方法は、チャージバックという名前です。
規約では、チャージバックなどを使うと、Protonからの返金を受ける権利を手放したものとして扱われます。
さらに、申し立てが決着するまで、アカウントが停止されることもあると書かれています。
30日以内であれば、カード会社へ申し立てる前に、まずProtonのサポートへ返金を依頼してください。
アカウント削除は解約とは違う
Protonのアカウントを削除する操作は、Proton VPNの契約を止める解約とはまったく別の手続きです。
Protonのアカウント削除の案内によると、削除したアカウントは復元できません。
Proton VPNだけでなく、Proton Mail、Proton Drive、Proton Passなど、同じアカウントで使う全サービスのデータが消えます。
一度使ったユーザー名は再利用されないため、あとで同じ名前のアカウントを作り直すこともできません。
削除はProtonのWebアプリかデスクトップアプリで行い、Settingsの中にあるAccount and passwordからDelete accountを選んで進めます。
請求を止めたいだけなら、アカウントは消さずに解約するだけで十分です。
解約してもアカウントは残るので、無料プランでProton VPNやProton Mailを使い続けられます。
返金を受けたいなら、アカウントの削除より先に解約と返金の依頼を行ってください。
まとめ:お金を戻すなら30日以内に返金依頼、止めるだけなら解約
Proton VPNをやめるときは、次の請求を止める解約と、払った代金を取り戻す返金の依頼が別の手続きになります。
迷ったときは、次の5点を振り返ってください。
- 解約は自動更新を止める操作で、期限までは使え、その後は無料プランになる
- 公式サイトで契約したらアカウントページのSubscriptionから解約し、Submitまで押して確定させる
- App StoreやGoogle Playで契約したらストア側で解約し、App Storeの返金はAppleへ依頼する
- 返金は最初の購入から30日以内に解約と依頼を済ませる必要があり、1人1回で、現金と銀行振込は対象外になる
- アカウント削除は全サービスのデータが消えて戻せないので、請求を止めるだけなら解約で足りる
手続きの前に、契約した場所と最初に購入した日を確かめておきましょう。
解約したあとに残る無料プランでどこまで使えるかは、次の記事で確認できます。

