- スマホとパソコンで同時にProton VPNを使えるのか、自分のプランで何台までなのかが分からない
- 家族で使うとき、台数を全員で分け合うのか、1人ずつ数えるのかがつかめない
- ブラウザの拡張機能やルーターも1台に数えるのか判断できない
Proton VPNで同時につなげる台数は、プランによって決まります。
先に答えると、無料プランは1台、VPN PlusとProton Unlimitedは10台までです。
家族向けのProton DuoとProton Familyでは、メンバー1人ごとに10台までつなげます。
数えるのは同時に接続している台数で、ブラウザの拡張機能でつないだ分も1台です。
ルーターに設定した場合は、その先に何台つないでも、ルーターが1台として数えられます。
この記事では、プラン別の台数、数え方、台数を超えたときの対処を整理します。
Proton VPNは何台まで同時に使えるか

公式は、どのプランの上限も「同時に」つなげる台数として示しています。
プランごとの台数をまとめると、次の表のとおりです。
| プラン | 同時に接続できる台数 |
|---|---|
| Proton Free(無料) | 1台 |
| Proton Mail Plus | 1台 |
| VPN Plus | 10台 |
| Proton Unlimited | 10台 |
| Proton Duo(最大2人) | 1人10台 |
| Proton Family(最大6人) | 1人10台 |
| ビジネス向け | プランにより1人1台か10台 |
台数の決まり方は、次の4つに分かれます。
- 無料プランとMail Plusは1台
- VPN PlusとUnlimitedは10台
- DuoとFamilyは1人10台ずつ
- ビジネス向けは1人1台か10台
無料プランとMail Plusは1台
無料のProton Freeで同時につなげるのは1台です。
Proton Mailの有料プランであるMail Plusも、VPNは無料プランと同じ1接続で、接続先は10か国から自動で選ばれます。
Mail Plusを契約していても、VPNの台数は増えないわけです。
スマホとパソコンで同時にVPNを使いたいなら、VPN Plus以上のプランが必要になります。
接続先や速度など、無料プランのほかの制限はProton VPN無料版でできること!1台・10か国の制限と有料との違いで整理しています。
VPN PlusとUnlimitedは10台
VPNの有料プランであるVPN Plusでは、同時に10台までつなげます。
Mail・Drive・Passなどがまとめて付くProton Unlimitedも、VPNの台数はVPN Plusと同じ10台です。
Unlimitedへ上げても台数は増えないため、台数だけが目的ならVPN Plusで足ります。
スマホ、パソコン、タブレットを同時につないでも、残りは7台分です。
詳しいプランの内容は、Proton VPNのプラン比較とProtonのプラン一覧に載っています。
DuoとFamilyは1人10台ずつ
Proton Duoは最大2人、Proton Familyは最大6人で使う家族向けのプランです。
どちらも、メンバー1人ごとに10台までVPNをつなげます。
10台を家族全員で分け合うのではなく、1人ずつに10台の枠があると考えてください。
6人で使うFamilyなら、合わせて最大60台を同時につなげる計算になります。
上位のProton Visionaryも、メンバー1人あたりの台数は同じ10台です。
管理者は、メンバーごとのVPN接続の設定で、接続をオフにしたりオンへ戻したりできます。
ビジネス向けは1人1台か10台
ビジネス向けのプランでは、ユーザー1人あたりの台数がプランによって1台か10台に分かれます。
たとえば、Proton Mail Essentialsは1人1台、Proton Workspace StandardとPremiumは1人10台です。
接続の枠はユーザーごとに決まり、あるユーザーの余った枠を別のユーザーへ回すことはできません。
1人あたりの上限は10台で、4人の組織なら合わせて40台までつなげます。
プランごとの台数は、Protonのビジネスプランの設定方法の表で確かめられます。
台数の数え方

台数の上限に近づくと、どの端末が1台に数えられるのかは気になるところです。
とくに、パソコンのブラウザやWi-Fiのルーターは、スマホと同じように数えるのか迷いやすいでしょう。
公式の案内から、数え方を次の3点で整理します。
- 同時に接続している端末を数える
- ブラウザの拡張機能も1台に数える
- ルーターは何台つないでも1台
同時に接続している端末を数える
上限がかかるのは、同じ時間にVPNへつないでいる台数です。
公式は、どのプランの台数も「同時に」つなげる数として案内しています。
使っていない端末のVPNを切っておけば、その分の枠をほかの端末で使えます。
使わなくなった古いパソコンや、別の場所に置いたタブレットが接続したままになっていないかも気にしておきましょう。
ブラウザの拡張機能も1台に数える
Proton VPNには、ChromeやFirefoxなどのブラウザで使える拡張機能があります。
公式は、10台の上限を、端末と拡張機能でつないだブラウザの合計として案内しています。
拡張機能でつないだブラウザも、スマホやパソコンのアプリと同じく1台分です。
台数の説明は、Proton VPNの機能紹介ページに書かれています。
ルーターは何台つないでも1台
ルーターにProton VPNを設定すると、そのWi-Fiにつないだ端末の通信をまとめてVPNに通せるのが利点です。
公式は、同時接続の数を数えるとき、ルーターを1台として扱うと説明しています。
無料プランでも、ルーターは何台の端末をつないでも1接続として扱われます。
ただし、使えるのはOpenVPNかWireGuardのクライアント機能を持つルーターだけです。
回線事業者が提供するルーターは、多くがVPNの設定に対応していない点に注意してください。
NetShieldやスプリットトンネリングなど、アプリの一部の機能は、ルーター経由では使えない場合があります。
対応の条件と設定の流れは、Proton VPNのルーター設定ガイドで確かめてください。
台数を超えてつながらないとき

公式サポートは、OpenVPNの手動設定や他社アプリで出る認証エラー(AUTH FAILED)の原因の1つに、同時接続の上限を挙げています。
つないでいる台数がプランの上限に達していると、新しい端末で認証に失敗することがあります。
エラーの原因と対処の一覧は、OpenVPNの認証エラーの解決方法を参照してください。
台数が原因と考えられるときの対処は、次の3つです。
- 使っていない端末の接続を切る
- OpenVPNのユーザー名とパスワードを変える
- 台数が足りなければ有料プランへ上げる
使っていない端末の接続を切る
まず、プランの上限より多くの端末をつないでいないかを数え直します。
公式は、以前に使った端末が接続を保ったまま枠をふさいでいないかも確かめるよう案内しています。
別の場所に置いたままのパソコンやタブレットも、数え直す対象に入れてください。
使っていない端末の接続を切ったら、つながらなかった端末でもう一度試します。
OpenVPNのユーザー名とパスワードを変える
どの端末が枠をふさいでいるのか分からないときは、OpenVPN用のユーザー名とパスワードを変える方法があります。
OpenVPN用の認証情報は、Protonアカウントのログイン情報とは別のものです。
変えると、同じ認証情報で手動設定していたほかの端末は、すべて設定し直しになります。
公式アプリのほうは、新しい認証情報に自動で合わせてくれます。
台数が足りなければ有料プランへ上げる
無料プランで2台を同時に使いたいなら、使う端末を切り替えるか、VPN Plusへ上げるかのどちらかです。
公式も、接続の数を増やす方法としてPlusプランを案内しています。
家の中の多くの端末を守りたいなら、対応するルーターに設定して1台分として使う方法も候補です。
家族で使う場合は、DuoかFamilyにすると、メンバー1人ごとに10台ずつつなげます。
まとめ:1台で足りなければVPN Plusで10台
この記事では、Proton VPNのプラン別の台数、数え方、台数を超えたときの対処を整理しました。
迷ったときは、次の5点を振り返ってください。
- 無料プランとMail Plusは1台、VPN PlusとUnlimitedは10台まで同時につなげる
- DuoとFamilyは、メンバー1人ごとに10台ずつ使える
- 台数は同時に接続している数で、ブラウザの拡張機能も含まれる
- ルーターは、つないだ端末の数によらず1台として数えられる
- 手動設定で上限を超えると認証エラーの原因になり、使っていない端末を切ると枠が空く
枠に余裕があっても、使わない端末の接続を切っておくと、必要なときに枠が足りなくなるのを防げます。
有料プランの期間ごとの金額は、次の記事で確認できます。

